★生後3・4・5・6ヶ月~おもちゃを握らない赤ちゃんも喜ぶ絵本★
2017/02/06
娘がうまれた時、出産祝いにいくつも「にぎにぎ」できるおもちゃをもらいました。鈴の音がしたり、ビニールの音がしたり、触ると音が鳴るおもちゃなのですが・・生後半年までおもちゃを握ろうとしませんでした。
生後三ヶ月からなんて書いてあるおもちゃも、ほとんど駄目で何かを掴む事をしたのは離乳食をはじめてからです。「にぎろう」という興味はなかったのですが、「口にいれて確かめたい」という興味が出てきた事で、はじめて握る事をしました。
おもちゃは握らない時期でもおススメなもの
生後三ヶ月、四ヶ月、五ヶ月・・ほとんど一人遊びをしなかった娘なのですが、興味を持ってくれたモノがあります。
絵本です。
絵本といってもほとんどセリフはないもので、赤や黒や白など原色が使われている絵本です。原色のコントラストは娘の目には大変刺激的だったようです。あかちゃんの視力は生後半年ではまだまだぼんやりしているので、淡い色のおもちゃだと見えずらかったんですね。
「あかあかくろくろ」「しましまぐるぐる」
生後3ヶ月から興味を示してくれた本です。この本は強い配色や線の色、そして目や口がある「顔」の絵なのでしっかりと注視していました。
赤ちゃんが一番はっきり物が見えるのが20cmから50cmと言われているので、娘の手の届く位置でこの本を読むとジッとみていました。生後半年過ぎると、絵本の中の絵を掴もうとしはじめました。(いっしょにあそぼ あかあかくろくろ 学研)
あかちゃんはコントラストの強いものを好んでみる。白と黒などコントラストのはっきりしているものは見えやすいので特に赤ちゃんは注目する。だから、縞模様のような柄が好きである。
(引用 伸ばす為の子供の心理学)
(いっしょにあそぼ しましまぐるぐる 学研教育出版)
この2冊をしばらく毎日読んでいると、今度は私の声に反応するようになりました。そして特に反応がよかったのが
「じゃあじゃあびりびり」
この絵本も原色が使われているのですが、たくさんの擬音がでてきます。
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「紙 びりびり」などの擬音が面白いようで、次第に笑ってくれるようになりました。ぐずっていても、絵本を開くと泣き止む事も多く、娘も私も大好きな本です。
(びりびりじゃあじゃあ 偕成社)
この本は有名な本で発行は1983年と歴史があります。
赤ちゃんが手に取れるコンパクトサイズなので、絵本の中の絵を掴もうとしていた娘が次第に本自体を手に取るようになります。絵本自体は分厚く角が丸いので、舐めたくらいではヨレヨレになることはない装丁です。
最初はおもちゃを握らなかったり、おもちゃにはまだ興味を示さなかった娘が、絵本から受ける刺激を心地よく受け取ってくれると気がついた時には嬉しいものでした。
これらの本は友人から頂いたものです。
おうちでお母さんが読み聞かせる絵本。大切なコミュニケーションの時間ですよね。物語は理解できなくても、絵を見るという楽しさもあって、好奇心を刺激してくれます。プレゼントにも喜ばれると思います♥