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朝食抜きダイエットは命の危険!太りやすくなる根拠

      2017/02/06

朝食抜きが危険な理由

2016年2月の記事ですが、朝食を抜くことが多い人は、毎日食べる人に比べ、脳出血のリスクが3割以上も高まるとの調査結果が新たに分かったそうです。(詳しくは朝日新聞デジタル)

プチ断食など一時ダイエットが流行った時期もありましたね、脳出血を引き起こすまでにストレスを与えるといわれている朝食抜きですが、実際に体の中でどんな事がおこっているのか振り返ってみました。

朝食を抜くとどんな影響があるか

体温への影響

朝食を欠食すると、体温が上がりません。つまりエネルギー代謝が低下します。

これは太りやすくなる事を意味します。食事を抜くと一見摂取カロリーが減っているように感じるのですが、実際にはカロリーを消費できる力が減ってしまうのですね、ダイエット目的で朝食を抜いていた人は損した気分ですね・・。

血糖値への影響

朝食を欠食すると、血糖が低下します。夕飯摂取後から時間が経っているので、ただでさえ寝起きは血糖が低めなのですが、この状態がさらに続くと、脳に血糖を送る為に筋肉から取り崩してしまいます。つまり筋肉量が減ってしまうので、エネルギー代謝が低下します。血糖値からみた観点でもカロリーを消費できる力が減ってしまうのですね。


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過食を引き起こす悪循環 インスリンの過剰分泌

朝食を欠食すると、血糖が低下する為、「空腹感」を感じます。すると食欲が亢進する為、昼食や夕食が過食気味となってしまいがちです。いえいえそんな事ありません。という人もいますが、もし過食した場合は、低血糖だったところから急激に血糖が上昇するので、これらを脂肪に変えるインスリンも過剰に分泌されます。つまり太りやすい状態になってしまうのです。

脂肪を蓄える体質に変身!

朝食を欠食すると、体内では生命の危機を感じ省エネになろうとします。

上記したように、体温や血糖の観点で、エネルギー代謝が低下するだけでなく、あらたに脂肪を蓄えようとする動きも活発になります。実際に朝食を抜いている人は摂取している人より5倍ほど肥満になりやすいデーターもあるほどです。

ちなみに夕食量を少し減らして朝食量を増やすと重症の糖尿病の人が改善したデータもあります。

朝食を抜くと太りやすくなりますし、肥満になる事で結果、血圧を上げたり、血液がどろどろになったりします。そして動脈硬化を引き起こすことで、心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高めてしまいます。

三食バランスよく摂取しながら消費カロリーが摂取カロリーを上回る事がなによりのダイエットであり、生命の為に食事は抜かない!これは大前提だと思っています。

 


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