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公式はいらない!超簡単な点滴の滴下計算

      2017/09/17

昔は点滴の滴下速度計算が苦手でした。理系とは程遠い自分なのですが、慣れると感覚的に点滴の速度調整ができるようになるものです。今回はその考え方を紹介します。

はじめに~点滴ルートの種類

点滴のルート(管)は二種類あります。一般的な成人用ルートと、微量ずつ滴下したい小児用ルートです。高カロリー輸液のルートも小児用ルートを使用することが多いです。

【成人用のルートは(1mL=20滴)】

【小児用のルートは(1mL=60滴)】

覚えなくても良いのですが・・点滴ルートのパッケージに書いてあります。


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教科書の点滴滴下計算方法

成人用ルート → 輸液量(ML)÷時間(分)×20

小児用ルート → 輸液量(ML)÷時間(分)×60 =1分間の滴下数 になります。

その1 輸液量÷時間

500mLを4時間かけて落とす指示であったとします。

成人用ルートなら、500mL÷(4時間×60分)×20=41.6666・・・

つまり1分間(60秒)に42滴だから、3秒2滴くらいかな・・とあわせます。

小児用ルートは成人用ルートの3倍なので(1mL=成人用は20滴→小児用は60滴)3秒6滴→つまり1秒2滴とあわせます。

もっと簡単な点滴の滴下速度の調整方法!

私はあたまの中で、いつも小児用ルートをメインに考えます。

500mLを4時間で落とす流量というのは、500mL÷4時間=125mL/時間 という流量であり、医療現場では、125ソクで落としてください。125ピッチで落としてください など言われます。

指示書に流量が書いてあったらそのまま。書いてなくても輸液量÷時間が流量です。そして・・

流量はそのまま一分間の滴下数

となります。125mL/時間 の指示流量は、1分間に125滴(小児用ルート)落とす事と考えればよいのです。

なぜかというと、先記述した、輸液量500ml÷(4時間×60分)×60=1分間の滴下数 というのは60で割って60をかけているので、上記した公式で考えると、1分間の滴下数=輸液量500ml÷(4時間×60)×60 になります

つまりそのまま・・125ml/時間 の指示流量は、1分に125滴だと考えます

 

小児用ルートならそのまま、60秒に125滴なのだから、だいたい1秒に2滴だな・・

成人用ルートはこの3分の1なので3秒に2滴だな・・と考えてあわせます


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点滴滴下の指示で覚えておくと便利な数字!

指示が60mL/時間 (60分)の場合、1秒1滴も覚えておくと便利!

1mL=1分(60秒)

小児用ルートだと1mL=60滴なので

1秒1滴と考えられます。成人用ルートならこの3倍の量滴下するので時間はかかる時間は3分の1・・つまり3秒1滴です。

指示が60mL/時間の場合=小児用ルート 1秒1滴を覚えておくと便利です。

先記した計算なら、125ml/時間は、60ml/時間の 約2倍の流量なので、小児用ルートで1秒2滴・・成人用ルートならその3分の1の時間で滴下するので、3秒2滴だな・・と考えます。

80ml/時間 なら 60秒に80滴おとすから、3秒4滴(小児用ルート)

成人用ルートならこれの3分の1だから、9秒4滴ですね。このような場合、私は2秒1滴弱で合わせてしまいます。点滴というのは、手が心臓より上に上がると滴下速度がさがるので動ける患者さんは滴下速度が遅れがちです。それでいて適宜観察してます。

 

以上・・理系ではない私のあたまの中でした。点滴の滴下計算がそれでも苦手な方は早見表をどうぞ!

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