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NICU&GCU 出産~退院するまで

      2017/02/06

胎児発育不全からの出産後、2230gで産まれた娘は心室中核欠損もあった為しばらくNICUとGCUにお世話になりました。

私は病棟で働いていたのですが、NICUは未知の世界。看護師の実習では、病棟や救急、小児科や分娩室、集中治療室や手術室に行くのですが、NICUだけは遠くからの見学のみでした。娘を産んでその理由がわかった気がします。

ちいさく産まれた赤ちゃんは、体温調節がうまく出来ません。その為体温管理の為に保育器にはいります。本来お腹にいる予定だった赤ちゃん達が外の世界に出てきたのですから、その体は免疫がなく易感染状態です。

娘をはじめてみた時は、保育器の中で点滴、シーネ固定、経鼻チューブ、心電図&酸素飽和度モニター、たくさんのチューブでつながれていました。抱っこは出来なかったのですが、保育器のドアの外から手を入れて、そっと頭を撫でることは出来ました。

そのような状態なので面会も両親と祖父母までしか許可されていませんでした。学生さんが来ることは感染のリスクになるだろうし、自分の娘に関しては漠然とした不安があったので、そのような家族の精神的な配慮のために学生の頃は見学をしただけの実習だったのだと思います。


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NICUに入院後、やりたかったこと

娘が生まれて、まずやりたかった事は、抱っこでした。

チューブがたくさんついていても抱っこがしたい!この気持ちが強かったのを覚えています。自分は一般病棟に入院していたので部屋はもちろん別々。毎日会いに行くのですが、直接抱っこは出来ません。

入口で消毒して綺麗にして入室、挨拶して、担当の看護師さんに声をかけて娘に会います。

会える時間も限られているのですが、面会できる限り娘を眺めていました。そして、担当の先生や看護師さんに自分がいない間の様子を教えてもらったり、検査の結果を教えてもらう事が楽しみでした。

抱っこが出来るようになると・・

生後3日目、自発的な体温が36度以上をキープ出来る様になったので、保育器からでることになりました。

そうなると抱っこが出来ます。娘をはじめての抱っこした時、やわらかくて小さくて、感激でした。いいにおいがしたのを覚えています。

抱っこが出来るようになると、NICUからGCUへ移動します。

NICUは呼吸管理や体温管理が必要な赤ちゃんがメインなのですが、GCUは大人で言うところの回復期病棟です。退院後を見据えて家族として必要なトレーニングをしてくれます。

母乳を直接あげたい

次の目標は母乳をあげる事でした。

保育器からでた娘のお世話は色々やらせてもらえます。おむつ交換や、内服、母乳のあげ方まで教わりました。しかしながら当初は母乳がなかなか飲めず、母乳がどのくらい飲めたか、数gの差に毎日一喜一憂です。

黄疸が強かった頃は何をやっても飲めなかったのですが、光線療法を行い体重が増えてくると哺乳力がついてきました。

そして母乳が飲めると、3時間おきの授乳タイムが楽しくなります。完全な量は飲めないので、直接母乳を飲んだ後はミルク瓶で飲んでもらったり、それでも飲めないときは経鼻チューブから注入していました。

退院したい

私が退院した後は、娘に会いに病院に通う日々が始まりました。

日中は抱っこと母乳をあげるために通います。面会時間が決められているので、午前と午後の面会時間にはめいいっぱい抱っこをしてしました。母乳をあげる練習もしました。とても幸せなひとときです。

自宅では三時間ごとに搾乳して冷凍保存。冷凍した母乳をもって毎日退院まで通いました。

そうなってくると、今度の目標は退院したい。早く連れて帰りたい!

この気持ちが強くなりました。心臓は経過を見てよさそうだし、肝機能も改善してきたので、あとは母乳を1回60cc以上飲めれば退院しても良いといわれます。2週間を経て母乳が飲めるようになり、無事に退院しました。

家族看護とはなんだろう

NICUで友達になった人ともよく話していたのですが・・

赤ちゃんの母親としてNICUでは色々教えてもらったり、夜もこれませんか?と度々看護師さんに言われたこともありました。体がしんどくて行かなかったのですが、会いに行って娘が泣いている時は罪悪感がありました。

私の状態といえば、産後1週間後から毎日電車で朝から夕方まで娘に会いにいっていたのですが、夜間は3時間ごとに母乳をしぼって、冷凍母乳のストックを絶やさないように、また分泌量が衰えないようにしていました。まだまだ縫ったところも痛くて、悪露も多量にあり、産後の安静は出来ない状態でした。

退院に向けて、オムツや投薬、母乳のトレーニング等も大切なのですが、赤ちゃんの母親はそういう状態であるという事、私自身以前はなかなかイメージが出来なかったので、自分の体験は貴重でした。私の体を気遣ってくださったやさしい看護師さん、沢山いました。

娘の存在を通して、患者さんや家族の気持ちを体験した事はとても貴重な経験です。今は看護師をお休みしているのですが、復帰したらこれからはもっと患者さんのみならず家族のお話をよく聞こうと思います。


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